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ノモンハンへの道

今年の夏にモンゴル、ノモンハンに旅しました。モンゴルの首都、ウランバートルから車で3日、草原の中の大部分未舗装の道を片道約900キロ走り、草原でキャンプしながらの旅だった。草原でのキャンプは日本では経験できない楽しさだ。回りすべてが平坦な地平線の中、火を熾し、モンゴル焼酎「アルヒ」をなめながら食事を作る。明るいうちに食事をすまし、満点の星空の中キャンプファイヤー、旅の話をしながら飲むビールとアルヒ。うん、天国ですね。
もちろん不便も多い。日本のキャンプと違って水が無いことが多く、我らも多量の水を車に積んでいった。水を入れたポリタンクは以前濃縮オレンジが入っていたものでオレンジの味と香りがする。もちろん水にも味と香りが移っている。オレンジだからよかったけどね。
トイレにも困る。モンゴルやチベットの草原ではほんの30センチほどの遮蔽となる地面の段差が無いことが多い。信じられないけど本当だ。ほんの30センチの段差さえあれば慣れればしゃがみこんでも大丈夫だ。他人には上半身しか見えない。
それで思い出したのはインドでマナリからレーまでバスに乗った時のこと。そのバスはツーリストバスで乗っている客はすべて外国人。インドのスケベ運転手、トイレ休憩で停まるのはかならず見晴らしのいい所。意図はもちろんその通り。外国人が抗議しても知らん顔。このバスに一組でもインド人カップルが乗っていると、インド人からの抗議を恐れこれをしない。
これもインド。パスポートチェックで女性の一人が建物の裏に走りこむと、おっさん、さっきまで昼寝してたのに洗濯物を抱えて裏に走っていく。
インドに行く女性は長くて幅の広いスカートを持って行こう。人が全く居ない奥まった所に一人で行くのも危険だから。
話題がそれました。
モンゴルのキャンプ、ノモンハンの帰り道、草原で大嵐に遭遇した時は驚いた。地平線の向こうからレンズ雲が近づいてくる。やばいなあ、と思って炊事をやめ、すべての荷物、もちろんテントも寝袋も車に放り込む。テントは中国製の安物なので豪雨には耐えらないだろう。降り始めた雹に雷、突風もちろん大雨。恐ろしくはなかったけど、車の中で運転手と5人、狭いなあ。開き直ってアルヒを飲みましたよ。嵐の来る寸前に出来上がった味噌汁をおつまみに。



2006年1月12日(木)00:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | レジャー・旅行 | 管理


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