今日も旅天気
 
アジア大好き。共産党は大嫌い。
 



2006年8月を表示

麗江より

 シャングリラはネット環境が悪くて書き込めませんでした。泊まったユースのパソコンは壊れているし、近くの韓国料理店のパソコンも同様。チベッタンカフェは日本語が使えないのに1時間8元もとる。
 ラサからシャングリラ、飛行機の搭乗率は9割くらい。それのなのにシャングリラで降りたのは私ら夫婦二人だけ。荷物受け取りのターンテーブルの上を私らの荷物だけが回っているのはとても楽しい風景だった。写真を撮っておくのだったなあ。



2006年8月24日(木)12:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 旅行中 | 管理

ラサより

 昨日、ラサに着きました。少々、疲れました。
ゆっくり休養して21日に香格里拉に飛ぶ予定です。

 旅行記はそのうちに載せたいと思いますが、ヒッチや乗り合いバスで行ったときに比べてハプニングは少なく、その点ではつまらない。体は楽だけどね。



2006年8月17日(木)15:05 | トラックバック(0) | コメント(3) | 旅行中 | 管理

サガより

グゲには行くことができませんでした。水害で道が寸断されたようです。カイラスのコルラはできました。


2006年8月13日(日)22:57 | トラックバック(0) | コメント(1) | 旅行中 | 管理

中国での移動

 中国を移動する時、一番よく使うのはバスである。飛行機は便利だけど高いし、鉄道は長距離の移動に限られるうえ、春節、黄金週間、夏休み、国慶節の時には切符を取るのはほぼ不可能だ。
 そんなわけでバスに乗った回数は数え切れない。昔は中国製のバスは2回に1回は必ず故障した。いまでもけっこう故障が多い。
寝台バスのマフラーが落ちたことがあった。運転手は車を止めて拾いに行き、通路がマフラーで占領された。まあ、それはいいのだが、マフラーのはずれたバスのエンジンのうるさいこと、うるさいこと。寝台バスなのに目的地に着くまで一睡もできなかった。
朝六時に来い、と言われまだ薄暗い中バス停に行くとバスは修理中。出発したのは九時を回っていた、のはルク湖にに行った時。
 二泊三日の予定のウルムチ、カシュガル間のバス、故障が頻発、倍の時間がかかってしまったこともあった。
バスが走っている最中にガス欠、運転手が乗客に頼む「同士諸君、車を押してくれないか、頼む」後にも先にも聞いたことの無い「同士諸君」、死語ではなかったようだ。

 故障ではないけど、中国人が馬鹿だな、あるいは他人の迷惑を考えないなあ、と感じたこともバスの乗車中に多い。
 道が約百メートルにわたって工事中、車は一台しか通れない。そこを通行中の我らのバス。対向からトラックが三台。バスの運転手がクラクションを鳴らす。まさか、鳴らす必要もあるまいに、と思うのは先進国の人たちだけだろう。そして鳴らしたの全く無駄だった。トラックは速度を落とさずに道に突っ込んできた。立ち往生する四台の車。バスとトラックはバックと切り返しを繰り返し、十分もかかってすれ違うことができた。トラックが手前で待っていてくれたら、三十秒のかからずにすれ違うことができたのに。同じバスに乗っていたドイツ人が言った。「This is China」
 自転車でもやられたなあ。かなりの僻地を走っている時、道が激しく泥るんでいた。ただ轍の上だけは安全に走ることができる。その轍の上を走っていると向こうからミニバスが来た。悪い予感がしたので、身振りでそこで止まれとしたのだが、思った通りバスは突っ込んで来て我々の前で止まった。運転手はそこを除け、とクラクションを鳴らす。冗談じゃない、泥の厚さは三十センチ近くある。足首以上もぐるのは間違いない。こちらが拒否すると乗客も一緒になって「どけ」の大合唱。こちらも頭にきて運転手を指差し「お前の顔に付いているのは目玉ではなくガラス玉か、それとも脳みそが無いのか」と怒鳴り返す。頑として退かない我々夫婦。当たり前である。自転車はバックできない。結局運転手は我々を避けるため泥の中に車輪を埋めながら運転した。しかし十分以上の時間が無駄になった。全く、中国である
 またある時、片側一車線、大型の車がぎりぎりすれ違える道に堂々と車を停め、飯屋に入るトラックの運転手発見。道が大渋滞しようが全く知らん顔。自分さえよければいい最低人民である。もちろんすべての運転手がそうではない。

 交通事故、けっこう見た。下関から大理に行くミニバス、我々夫婦の乗ったバスに後ろから同じようなミニバスが追突。フロントガラスは粉々になった。昔のミニバスは後部に屋根に荷物を載せるために梯子が付いていたので、それに当ったのだろうか。こちらの乗っていたバスは特に無理な急停車をしたわけではない。それなのに後ろのバスの運転手が狂ったように抗議をしてくる。おやおや、普通は後ろの車が悪いのだろうに。
タクシーが自転車を引っ掛けた。明らかにタクシーが悪いのだが、数人の運転手が、あちらこちらの擦り傷から血を流しているかわいそうなおじさんを小突いて幾ばくかの金をもぎ取っている。
 だがここは中国だ。声の大きい男か、共産党の偉い人や公安にコネがある人民の勝利となる。
 
 友人はもっとひどい場面に遭遇した。
 事故自体は普通の対面衝突、どちらも悪いなあ、という状況だったそうだ。そこに駆けつけた公安官、一方の知り合いだったようで、明らかに友人に有利な裁定。もう一方が抗議するとそこに落ちていたレンガで抗議した運転手を殴りつけた。倒れた上からも頭をレンガで殴る公安官。運転手は血まみれになってぐったりしていた。死んだかもしれない、と友人は涙目になりながら言っていた。「私が男だったら抗議するのに」 
 おいおい、ここは先進国じゃあないのだよ。そんなことしたらあなたも殺されてしまうか、刑務所だよ。インドのサンタナ事件を知らないのか。どうしても抗議したい時はパスポートを印籠のように持って抗議しょうか。少しはましかな。
 その死んでしまったと思われる男性は本当に気の毒だけど、まだまだ世界にはこんな理不尽な場所のほうが多いのが現実なのだ。



 初めてのランクルでの移動。どうなるのでしょうか。



2006年8月1日(火)21:44 | トラックバック(0) | コメント(1) | 極東アジア | 管理


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