今日も旅天気
 
アジア大好き。共産党は大嫌い。
 



女房は南方系

ベトナムのニャチャンという町での出来事。この町は海岸沿いにあり、結構安い宿や安くてうまい食べ物屋も多く、10日くらい滞在したんだが、海沿いに日本の大手商社の保養所があった。まあ、関係ありませんが。
うまい焼き肉を食わせる店があったので毎日のように通っていた。だが女房はあまり焼き肉が好きでない。たまに河岸を変えるか、と歩いているとき目についた小さな食堂に入り、ビールと料理数品を注文した。ベトナムでのビールは「333ビール」「サイゴンビール」当時はブランドだったが、オレ達夫婦のお気に入りは「BGIビール」だった。
ビールはすぐに来たが、食事は来ない。オレはビールが飲めたら料理は少々遅くても気にならないのだが、女房が怒り出した。まあまあ、となだめていると、我々の後から来た地元(たぶん)のベトナム人の所にはすぐに料理が運ばれているではないか。女房が怒って下働きのベトナム人に文句を言うと、彼は英語がほとんどできないので、ボスを呼んでくれた。ボスは女房にベトナム語で何か言っている。もちろん女房はベトナム語はわからないのでキョトンとしていると、英語でまくし立ててきた。話すのが早すぎてよく理解できなかったが、どうやら女房を非難しているようだ。「あなたは良くない人、悪い人、ベトナム人の誇りが無いのか」と言っているようだ。
「女房は日本人だ。そしてオレのワイフだ」と言うと、ボスの顔色が変わった。「日本人なのか」とつぶやいて厨房に消えた。その後すぐに料理が運ばれて来た。料理がそろったところでボスが我々のテーブルに来て頭を下げながら何やら謝っているようだ。ビールの酔いがほどよいオレはよく聞き取れなかったが、どうやらオレの女房をベトナム人だと思い(つまり売春婦)嫌がらせをしたよう。
それからビールはどうだ、この料理はうまいぞ、と愛想が良くなった。お代の値引きは無かったけどね。



2010年7月5日(月)01:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | あれこれ | 管理

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