メーホンソン、続き |
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| 水浴びに行ったときのこと。やっぱり男の子と女の子は離れた場所で遊びだした。私は当然男の子とプロレスごっこなどをして遊ぶ。投げ飛ばしても危なくない。楽しいね水遊びは。何歳になっても。 女房によると女の子たちは首に巻いた真鍮の輪を草を使ってごしごしと掃除に余念がなかったらしい。やっぱり女の子のほうが大人になるのが早い。 ちなみに、首を長くするのは本来はすべての女性がする必要がなく、生まれた日で決まったらしい。だから昔は首の長い女性のほうが少なかったらしい。でも今はお金になるのでほとんどすべての女性たちが首を伸ばす。 首に付けている真鍮の輪、外したら首の骨が折れて死ぬ、と言われているらしいけど、うそ。外した位で死ぬほど人間の首はよわくありません。ただ長い首の上に顔が揺れているのは少々笑えます。 この首輪、かなり重い。 その水浴び場所の岸に生えているのは、お辞儀草だ。ああ、懐かしいなと触っていると、子供たちが騒ぎ出した。彼らはお辞儀草を知らないようだ。運転手のタイ人も知らなかった。なぜお辞儀をするのか、と聞いてきたので「この草は礼儀正しいのだ」と言っておいた。 水浴びが終わったら村に戻る。他の観光客はもう帰ってしまったようだ。食事の時間になった。 その前に防空壕に案内された。年に数回、ビルマ軍が越境して攻撃をしかけてくるので、銃声がしたらここに入るようにとのこと。ビルマ軍はなぜ攻撃をしかけてくるのだろう。軍隊に緊張感を持続さすためか。わからない。 この村で男たちを見ないわけもその時説明された。彼ら男たちは昼間寝て、夜は歩哨に立つらしい。国境の村の緊張感。
少女たちと一緒に食事をし、彼女たちの踊りを見て、安酒を飲み、夜は更けていった。これは本当に楽しかった。 寝るのはは掘っ立て小屋での雑魚寝だ。夜中に体を這う昆虫には閉口した。少々気持ちが悪い。
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2006年6月14日(水)01:35 | トラックバック(0) | コメント(1) | レジャー・旅行 | 管理
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1: 管理人
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| 友人から防空壕って、ビルマ人が飛行機で爆撃するのかとの指摘がありました。もちろんそんなことはありません。せいぜいライフルくらいでしょう。でも地面に掘られている穴はいかにも防空壕。
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by 管理人 | 2006年6月16日(金)01:49
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